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医療法人社団「鉄結会」事務長
私たちのようなクリニック運営というのは、そもそも社会福祉的な仕事ではあるのですが、昨今世の中で言われているような環境問題に対して医療分野でできることは、あまり多くありません。SDGsなど社会的な要請がある中で、クリニック運営でできることはなんだろうと考えている時に、友人から偶然紹介されたのが「しろくま電気(ぱわー)」でした。これまで電気は、クリニック開院の時にごく自然に旧一般電力会社と契約していたので、"CO2を出さない電気"があるということ、そしてそれを選択することができるということを知ったときは、とても新鮮に感じましたね。
そうそう。最初に気になったのはそこです。クリニック開院を検討する際には、まず電力利用に問題がない物件かを確認するくらい、医療にとって電気は欠かせませんからね。電力を切り替えたことで停電の心配はないのか、電力の供給が不安定になったりしないのか、「しろくま電力(ぱわー)」に問い合わせをしました。そうしたら、担当の方が電気の供給はこれまでと全く変わらないことや、送電や電力供給の仕組みを丁寧に説明してくれたので、安心して申し込むことができました。実際、手続きも切り替えもスムーズで、いつの間にか「しろくま電力(ぱわー)」になっていたという感じです(笑)。もちろん、切り替えてからも何の問題もありません。
いえ。気付いていないというのが正直なところでしょうか(笑)。今後は、CO2が出ない電力を使っているということを、患者様がポジティブに受け取ってくれるよう、スタッフにも説明していきたいですね。私自身、電力の切り替えをきっかけに、CO2への意識が少し変わったので。患者様がどう反応してくださるのかは、とても気になるところです。環境への取り組みにはいろいろなものがあると思いますが、電力の切り替えによるCO2の削減は、目に見えないので実感しにくいですよね。環境問題の解決に少しでも貢献できているのであれば、せっかくだから目に見えるようにできるといいと思います。